恵比寿映画

特別な映画ファンでもない人生半ばの大人が上質で美しい時間を求めて恵比寿からつづる極上の映画体験の記録

2020年2月7日

ニートエスティ

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http://phantom-film.com/ronit-esti/

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恵比寿ガーデンシネマ

満足度

勉強不足で

ハッピーエンド

 

怖くない

 

エレガント

 

 

自分は宗教に詳しいと思わない。ついては全く私の勉強不足のせいで、各人の言動や感情がわかりにくい点が多かった。娯楽のために映画を観たいなら満足度は上がらないかもしれない。

 

オーソドックスにおけるカツラの意味を把握していなかったのであとで調べていたら、実話で同じように悩む記事が複数見つかった。また、ロンドン内でのオーソドックス派は今も増加傾向らしい。8〜9人の子供を産むのが教えだそうなので、不思議ではない。ということは本ストーリーは物語を超えて現実なわけだ。

 

そんな重い題材にしては共感できるつくり方であった。悲壮感というより友人に悩みを相談されているような気になる。

 

ちなみに、ストーリー半ばにして、女性たちの行く末と同じくらいドヴィドがどうなってしまうのか心配になった。最後に彼も自由になれただろうか。