恵比寿映画

特別な映画ファンでもない人生半ばの大人が上質で美しい時間を求めて恵比寿からつづる極上の映画体験の記録

2020年2月1日

ナイブズ・アウト

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https://longride.jp/knivesout-movie/

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TOHOシネマズ六本木ヒルズ

満足度

 

ハッピーエンド

 

怖くない

 

エレガント

それなりの美術

 

ダニエル・クレイグの南部訛りに無理がないか。頑張っているのだけれど、頑張っている感じが気になって時々ストーリーに集中できなかった。他は実力派キャストが揃っているだけに悔やまれる。動画でも壁の絵でもクリストファー・プラマーの笑顔がほっとさせてくれた。

 

と言っても集中しないとわからないほどのストーリーではない。日本で2時間サスペンスを見慣れていれば、途中で犯人を言い当てられたとしても不思議ではなかろう。プロットは脚本賞ノミネートだけあって面白いから、犯人の目星がついたとしてもゆっくり楽しめる時間にはなると思う。

 

導入部のキャラクターづくりと最後の種明かしは、セリフより動きを入れてもらったほうがより楽しかったかもしれない。家のつくりや小物は富豪という設定らしく、アメリカの高級感を取り入れていて目に心地良かった。